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アラフォー帆走生活(KAZI連載)

 

輪観戦雑記』

 October, 2012

 text by Koji Ida

 

  

ンドン五輪、終わっちゃいましたね。

 

残念ながらセーリング競技は日本選手がメダルレースに進むことができなかったので、テレビや新聞で取り上げられる機会は少なかったですが、インターネットでのライブ放送があったり(僕は眠たいので観ませんでしたけど)、終了後にメダルレースの中継が動画サイトに投稿されたりと、前回の北京大会と比べると、マイナー競技も観戦しやすくなったと感じます。

 

レーザー級のメダルレース。スリングスビー(AUS)とコンティデス(CYP)のガチンコ・マッチレースは、何度も何度も繰り返して観ちゃいました。世界最高峰のワンonワンは、とっても勉強になります。動画を観た翌日、会社を休んで海へ出て練習した僕なのです。

 

レーザーラジアル級の徐莉佳(CHN)の金メダルも印象的でした。なんだよ、東洋人でも勝てるんじゃないか。

さあ、ジャパニーズのみんなも頑張れ!(タニンマカセ)。

 

ウィンドサーフィンは、やっぱりオリンピック選手でもタックで止まるんですね。次回はスラロームにしたほうがいいんじゃないの。えっ、リオ大会では採用から外されるって?うそ、まったく知りませんでした。

 

女子マッチレースの決勝ヒートは、三人娘の本気ハイクに感動です。これこそ五輪に相応しい種目ではないですか。えっ、これも次回は無くなるの?

何を考えているんだISAFは。

 

スター級も今回が最後だって?

まあ、これは仕方ないか。

風下レグでクルーがマストの横で突っ立ってるんだもん。いくらそれが速いからって、見た目がね。クラスルールで「格好悪い乗り方はDSQ」とすれば、次回も生き延びられたと思いますよ。

 

などなど。こんなくだらないことを考えながら、楽しく観戦させていただきました。

 

五輪も終わって、とある書店。

「完全保存版ロンドン五輪2012全競技全記録」みたいなタイトルの雑誌が出版各社から発行されており、店頭を占拠しております。どれどれ、KAZI以外の一般誌では、セーリング競技はどんな書かれ方をしているんだい。と思って、すべて立ち読み。(本屋さん、ごめんなさい)。

 

ちゃんと全誌、後ろのほうに写真付きでセーリングも掲載されておりました。しかしながら、その中の一誌は「スリングスビーが決勝では9位と冴えなかったが、予選の貯金で金メダルを獲得」と解説しておりました。

 

コラー、ちょっと待てー。

その9位こそ、彼が競技スキルのすべてを出し切った最高のレース。ど素人がスコアだけ見て、勝手な記事を書くんじゃないよ。ぶつぶつ。

 

でも、そんな僕の苦情は誰にも届かない。

 

 

というわけで提案。勘違い野郎をなくす為に、五輪レースのフォーマットを変えましょう。

1次予選は20艇で4レース。上位10艇が勝ち抜け。

2次予選も4レースで、上位4艇が勝ち抜け。

負けた6艇で1レースだけの敗者復活戦をして、1位だけ復活。

メダルレースはこの復活1艇を足して、5艇。

 

今回観る限り、空撮もオンボードカメラもメダル争いをしている選手しか映さないんだから、メダルレースに10艇も出る必要なし。

予選のスコアは関係なし。

メダルレース一発勝負で順位を決める。

途中で「タンマ」や「お願いだから、もう一回」もなし。

3艇だったら全員メダルで緊張感がない。

4艇にすると、3位の選手がすぐに4位艇をカバーしちゃうので、やっぱり5艇。

これで絶対に盛り上がる。

敗者復活戦も盛り上がる。いかがか。

予選さえ勝ち抜けば3/5はメダル貰えるんだから、選手は文句を言わないように。

観ている僕らが楽しめれば、それでいいのだ。

 

まあ、こんな勝手で我ままな意見を言ってみるのも、五輪の楽しみ方のひとつではないでしょうか。

 

 

 

 

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