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アラフォー帆走生活(KAZI連載)
『 帆走れ、ガールたちよ 』 December,2016 text by Koji Ida
この頃の巷では、「○○ガール」とか、「△△女子」といった題名のテレビドラマや小説が人気を博しているように思います。それらの物語の舞台は会社の職場だったり、学校の部活動だったりするのですが、きっと若い女性がいろんな障害にぶつかりながらもハツラツと躍動する姿が、観る人読む人に心地いい爽快感を与えるからであろうと勝手に解析する僕なのです。
我らがセーリング界でも、女性たちの活躍が目を引きます。大学ヨット部では多くの女性セーラーがチームの戦力となっているし、選手をサポートする女子マネージャーたちの頑張りもすごい。キールボートのクラブレースでも、男顔負けのクルーワークをみせてくれる女性クルーが少なくありません。
というわけで、そんな彼女たちを主人公にした「○○ガール」がつくれないだろうかと、少し考えてみた僕なのです。 以下に草案を発表します。
(あらすじ) 都心近くのヨットハーバーで事務員として働く 七海奈津子(24)。大学ヨット部のマネージャーだった奈津子は、セーリングの世界に憧れて今の職場を選んだのだが、日々の仕事は書類整理や雑用ばかりで、ヨットどころではない。そんな鬱々とした生活の中、ふとした切っ掛けで、若くして大手通信企業の社長に就任したスン・ヨシマサ(42)に出会う。
ヨシマサは、奈津子がおっちょこちょいながらも、冷静で的確な判断力を持ち、そして何もよりも、5分先の風の変化を感じ取る天性の能力を備えていることに気付き、自身が出資するアメリカズ・カップ挑戦チームに彼女をタクティシャン候補生として抜擢するのだ。
だが、チームメイトの男たちは、ヨットレースで何の実績を持たず、体力的にも劣る奈津子のことを誰も認めようとはしない。そんな逆境の中でも、奈津子は明るく懸命に戦い続ける。その姿をみて、ヨシマサには奈津子に対してチームオーナーとクルー以上の感情が芽生えるのだった。
いつもトレーニングで奈津子に過酷な試練を与えるリーダーのディーン・バーカー。ライバルチームながらも奈津子を見守り、アドバイスを授けるトム・クリンスビー。刻々と近づいてくるレース本番。多くの障害を乗り越え、セーラーとして、そして、ひとりの女性として成長した奈津子は、念願のアメリカズカップに出場することができるのか!?さらに、ヨシマサとの恋の行方は・・・えっ、なぜか英国の英雄ベン・エインズリーと三角関係に!!??
本作のタイトルは『ACガール。風の中を飛んじゃう乙女、恋のもやいロープがほどけない』といたします。 TVドラマ化された場合、主人公の奈津子役には土屋太鳳さん、ヨシマサ役にはディーン・フジオカさんをキャスティングする予定ですが、まだ打診はしていません。
成功したら続編もあります。
(続編あらすじ) 念願のAC出場を果たした奈津子だが、実家で民宿を営む両親が多大な借金を抱えて失踪する。なんとかヨシマサに頼らず自分の力で借金を返済しようとする奈津子は、ACキャンペーンで知り合ったフランク・カマのオファーを請け、ボルボオーシャン世界一周レースに挑戦することとなった。
家族を守るために、過酷な外洋レースに懸命に立ち向かう奈津子。だが、長期間の遠征でヨシマサとの関係はギクシャクし、そこにまたも英国の英雄ベン・エインズリーとの三角関係が!!??
えっと、如何でしょうか。 読者のなかで作家志望の人がおられましたら、この草案をそのまんまお譲りしますので、ぜひとも執筆をお願いいたします。ちなみに、この草案は完全なるフィクションです。登場する人名は実在のセーラーとは一切関係ありません。■
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