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[column]  鷸が跳ぶ

 

003 「ペアルックノススメ」

text by Koji Ida

 

 

 

アルックをオススメする。

99年のシーズンより、私達のチームはレースに出る時、ペアルックにしている。学連ヨット部の流れなのだろうか、ディンギーの選手って、着てる物が余り格好良くないと常々思っていた。だからと言って、自分達の格好が良いとも言えないが、少しでも改善しようと考え続けている。格好悪い世界に人が集る訳がない。スナイプ界のファッションリーダーとして、日々努力しているつもりである。

 

般の人達からのヨットレースの印象といえば、アメリカズカップのような大型艇でのレースであろう。彼等は、その一糸乱れぬチームプレーもさる事ながら、ウェアーも格好良く統一し、その姿が非常に見栄えしている。片やディンギーセーラーといえば、ウエットスーツやドライスーツなど、唯でさえ格好良くは映らない衣類を着用しながら、バラバラの配色で着こなし、関係者は“ライフジャケット”と格好良く呼んでいるつもりの救命胴衣で、更に着膨れを増長させる。そんな姿の選手たちが、目に見えない風を使って、理解できないルールで競い合い、訳分からない順番でマークを回航し、知らない間にレースが終っている。そんな姿を見て『あのスポーツをやってみたい』と思う人は皆無であろう。私も、中学の時の課外授業で、無理矢理ヨットに乗せられる機会がなければ、この競技を始めたかどうか疑問である。

 

の業界の将来を考え抜いた上で、私達はペアルックにしている。着る物もレース用と練習用に分けるようにしている。クルーは いやいや従がっているだけであるが・・・。

全日本スナイプでも、世界選手権でも、私達の努力により(?)、ペアルックのチームが増えてきている。この競技の底辺拡大の為には、ビジュアル面の向上が必要である。昔とは違い、今はヨットで着る衣類には、多くの種類、多くのカラーリングが販売されている。工夫さえすれば、結構格好良くなる。全日本スナイプでも“ベストドレッサー賞”を設けて欲しいくらいだ。皆さんも、この業界の将来を思うのであれば、是非ペアルックを。■

 

 

 

 

 

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